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【新日本・G1】鷹木信悟がザックとの激闘制し3勝目「まだまだ全盛期だ。ハツラツおじさんナメんなよ」

東スポWEB / 2024年8月3日 19時0分

ザック・セイバーJrを攻める鷹木信悟(右)

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」3日大阪大会のAブロック公式戦で、鷹木信悟(41)がザック・セイバーJr.(36)から3勝目をあげた。

2021年11月の大阪大会ではIWGP世界王座戦を戦った実力者同士の公式戦は、一進一退の攻防の連続となった。MADE IN JAPANを決めて攻勢に出た鷹木だったが、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンだけは決められない。打撃戦からのザックドライバーで反撃を許した。

鷹木はこれをカウント2で返すと、ヘッドバットからラリアートの打ち合いを制して再びラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙う。しかしスリーパーホールドに切り返されると腕ひしぎ十字固め、さらには三角締めへと移行されてしまう。身動きが取れずそのままレフェリーストップかと思われたが、鷹木はレフェリーを掴んでこれを許さない。強引にザックを持ち上げてそのまま担ぎ上げると、一気にラスト・オブ・ザ・ドラゴンをさく裂させ3カウントを奪った。

紙一重の勝負をものにした鷹木はマイクを握ると「ぶざまで悪いな。俺はもう余裕ねえんだよ。だが勝ちは勝ちだ。ザックに比べたらフィジカルもテクニックも負けてるよ。でも俺には魂という底力があるんだ」と豪語。この日の会場が大和大学大和アリーナだったこととかけて「大和魂背負ってるんだよ、負けてたまるか」と高らかに宣言した。

これで星取りも3勝3敗の五分に。バックステージでも「鷹木信悟、何だよオイ、まだまだやれるじゃねえか。誰だよオイ、41歳老け込んでるって言ってたのは…誰も言ってねえよバカヤロー! まだまだ全盛期だ。ハツラツおじさんナメんなよ。いつだって俺だって元気ハツラツなんだよ」と、とことん元気だった鷹木が、今年こそ悲願のG1初制覇を成し遂げる。

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