WHITE SCORPION ＆ FINALISTが TIF 初出演「夢をかなえることができた」

ＴＩＦに初出演したＷＨＩＴＥ　ＳＣＯＲＰＩＯＮ

秋元康プロデュースの１１人組アイドルグループ「ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮ」と、そのオーディションの最終候補者１７人により、姉妹グループとしてデビューを目指す「ＦＩＮＡＬＩＳＴ」が３日、東京・お台場で開催中の世界最大アイドルフェス「ＴＯＫＹＯ ＩＤＯＬ ＦＥＳＴＩＶＡＬ ２０２４」に初出演した。

早朝、まずはＦＩＮＡＬＩＳＴがＳＭＩＬＥ ＧＡＲＤＥＮにこの日のオープニングアクトとして登場。アイドルを目指した時からの夢の舞台に立ったメンバー１７人は緊張を隠せずにいたが、オーディション時にはすでに課題曲として存在した自身も思い入れの深いＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮのデビュー曲「眼差しＳｎｉｐｅｒ」のカバーと、ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮのミニアルバムに収録される予定の自身初のオリジナル楽曲となる「命しか捧げるものがない」の初披露を含めた２曲をパフォーマンスした。

「命しか捧げるものがない」のパフォーマンスを終え、コトリは「私たちは最終オーディションに落ちてしまい、悔しい思いもたくさんしてきました。でも応援してくださる方や皆さんの声援がすごく励みになっています。デビューに向けて頑張りますのでこれからも応援していただけたらうれしいです。よろしくお願いしまーす！」と涙で声を詰まらせながらも秘めたる思いと意気込みを力強くファンにぶつけステージは幕を閉じた。

ステージを終え、マキは「命しか捧げるものがない」の歌詞について、「これはファンの皆さんに向けて『全身全霊で命を捧げるくらいの覚悟で頑張って』という秋元康先生からメッセージだと思っているので、その思いを今の自分たちの現状とリンクさせてしっかりファンの皆さんに伝えられるように歌いました」と明かした。

その後、ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮは照りつける日差しが最も過酷な午後、ＳＫＹ ＳＴＡＧＥに登場。デビューデジタルシングル「眼差しＳｎｉｐｅｒ」から全開のパフォーマンスを披露。昨年１２月のデビュー当初はファンのコール＆レスポンスも少なく戸惑いながら試行錯誤する場面も多く見られたが、ファンと一つになってステージが開始された。

夢の舞台に立ち感極まるＮＩＣＯは「私たちＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮはＴＩＦ初出演です！ この空に一番近いステージで熱いステージを皆さんにお届けしていきます！」とあおり、立て続けに「非常手段」「コヨーテが鳴いている」、そして新曲「動く唇」を披露してステージは幕を閉じた。

ステージを終え、ＡＣＥは「アイドルになったら絶対に出てみたいフェス、かなえたい夢の一つだったので、それをかなえることができてすごくうれしかったです。炎天下の暑いステージにスコピスト（ファンの総称）がたくさん集まってくれて、一緒にアツく盛り上がってくれたのでとっても思い出に残りました」と感激。「ファンの方々からも『熱いステージが似合っていたよ！』とか『衣装とロケーションが最高でＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮのために存在するステージに見えたよ！』と言われてすごくうれしかったです」と夢のステージ初出演をかみしめた。