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【柔道】斉藤立 英雄リネールに連敗…涙ながらに謝罪「本当に顔向けできないです」

東スポWEB / 2024年8月4日 3時1分

激闘を繰り広げた斉藤立

パリ五輪の柔道混合団体決勝(3日=日本時間4日)で日本は宿敵のフランスに3―4で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。

日本は2―0で迎えた3番手で登場した男子90キロ超級で斉藤立(JESグループ)が、100キロ超級金メダルのテディ・リネールに一本負け。さらに3―3からのゴールデンスコア方式による代表戦でも再び斉藤がリネールに敗れた。

試合後、斉藤は「すみませんでした」と涙ながらに謝罪。個人戦でメダル取りを逃したことで、団体戦でも最初は気持ちが切り替えられなかったという。裏でもそういう態度でいたところ、鈴木桂治監督から「何のために来たんだ? 何なんだお前は? もっと意地を出せ。ここで死ね、死ぬ気でやるんだ。斉藤(仁)先生が見てたら、絶対にそう言ってたと思う」と言われ奮起したという。

「ここで勝たないと国士舘としても、日本の柔道代表としても、顔向けできない」と思って臨んだが、結果は2連敗。「もう一度チャンスをもらえて、挽回するチャンスだと思ったんですけど、同じようにやられてしまって…。本当に悔いが残る試合です。代表戦の終盤、自分のペースになってきて、これからというときにかけられてしまって自分が防げなくて。今日勝たないといつ勝つんだという場面で勝てなくて、本当に顔向けできないです。すみませんでした」と唇をかみ締めた。

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