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【柔道】相次いだ〝誤審疑惑〟 金野強化委員長「難しい問題…より良いルールにしていかなければ」

東スポWEB / 2024年8月4日 3時25分

取材に応じた金野強化委員長

全日本柔道連盟の金野潤強化委員長が3日(日本時間4日)にパリ市内で取材に応じ、相次いだ誤審疑惑について言及した。

パリ五輪の柔道競技最終日となったこの日は、シャンドマルス・アリーナで混合団体の決勝が行われ、日本はフランスに3―4で敗戦。初の金メダルには届かなかったが「チームみんな頑張ってくれた。本当にありがたいし、すばらしい選手たちとここまで来れて、ありがたい」と感謝を口にした。

今大会は個人戦で3個の金メダルを獲得。男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)と男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)が連覇を成し遂げた一方で、男子60キロ級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)への判定など、審判の誤審が大きな波紋を呼んでいる。

金野委員長は「ミクロの面で見ると、安定性というか、そういったものが我々もちょっと感じられなかった。しかし、これは柔道の特性的なところもあって、完全にぴったりと寸分たがわぬような形でタッチをするのは、なかなか難しい問題だと思う」と告白。言葉を選びながらも、複雑な思いを口にした。

今後は全柔連としても対応を練っていく方針。「連盟からIJF(国際柔道連盟)にしっかり投げかけていきながら、選手たちの意見も募っていきたい。より良いルールにしていかなければいけない。我々も永山選手の件は、しっかりとは文章を出している」と明かした上で「柔道が安全で、楽しい競技になるような、そんなルールを日本からもしっかりとIJFに発信していきたい」と語気を強めた。

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