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【柔道】涙の阿部詩への〝誹謗中傷〟 金野強化委員長も不快感「全く理解できない」

東スポWEB / 2024年8月4日 3時40分

混合団体戦決勝を終え、兄・一二三(左)と表彰式を待つ阿部詩

全日本柔道連盟の金野潤強化委員長が3日(日本時間4日)にパリ市内で取材に応じ、女子52キロ級の阿部詩(パーク24)への〝誹謗中傷〟問題に疑問を投げかけた。

阿部は2回戦でケルディヨロワ(ウズベキスタン)に谷落としで一本負け。その直後、ショックのあまり畳の横で崩れ落ちて関係者に抱きかかえられながら嗚咽しながら大号泣。大会関係者が退場するよう促しても、しばらく動けなかった。ネット上では批判の声が相次いでおり、阿部は自身のインスタグラムで「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪する事態となった。

金野強化委員長は「対策というのは、これからちょっとお話をしていかないといけない」としながらも「あれだけ頑張った選手たちの結果が、それは良かった時もあれば、悪かった時もある。そこに誹謗中傷するというのは全く理解できない」と不満をのぞかせた。

その上で「叱咤激励や厳しい意見や批判というものは絶対必要だと思うが、それが誹謗中傷的なものになってしまうのは許容できない。そういうのは受け入れる必要は全くないと思っているし、私たちも気にする必要はない」と言い切った。

パリ五輪の柔道競技最終日となったこの日は、シャンドマルス・アリーナで混合団体の決勝が行われ、日本はフランスに3―4で敗戦。金メダルには届かなかったものの、阿部は準々決勝のスペイン戦の第1試合でアリアネ・トロソネルに勝利を収めた。女子代表の増地克之監督は「金メダルに向けてお前でスタートするんだということを伝えた。技ありには取られたけど、気持ちが整わない中でも力を発揮してくれた」と褒めたたえた。

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