【中日】根尾昂が今季初先発「次はちゃんと勝負します！」 ＳＫＥ４８熊崎晴香に語った広島・小園海斗への思い

今季の前半戦中に、中日・根尾昂(右)にインタビューを行ったSKE48・熊崎晴香

【取材の裏側 現場ノート】中日の根尾昂投手（２４）が８月４日の広島戦（マツダ）で今季初先発のマウンドに上がります。根尾投手は５月５日のヤクルト戦（神宮）で一軍に昇格。リリーフとして２試合に登板しましたが、５月２３日に登録を抹消されました。久しぶりの一軍登板となります。

５月に一軍に昇格した直後、根尾投手に直接お話をお聞きする機会があったのですが「与えられた場でしっかり抑えて、自分で地位を確立できるように、しっかり目の前の打者を抑えられるように。今はその日の試合に集中しながら、腕を振っていきたいと思います」と頼もしい言葉をおっしゃっていたのが、すごく印象的でした。

根尾投手とお話をさせていただいた時に聞いてみたのが、広島・小園海斗選手（２４）との関係です。２人は２０１８年のドラフトで共に１位指名で４球団が競合。根尾投手のプロ初登板となった２０２２年５月２１日の広島戦（マツダ）でも２人は対戦しており、この時は根尾投手が小園選手を右飛に打ち取っています。同年オフには一緒にインスタライブをしていたこともあったので、気になっていました。

２人は同い年ということもあって仲も良く、広島で一緒に食事したこともあったとか。「名古屋に行った時は次、頼むよ」と小園選手から言われているそうですが、まだ名古屋での食事会は実現していないそうです。

小園選手についてのお話をうかがっていた時に、根尾投手が少し悔しそうな表情を浮かべたことがありました。それは今季初登板（５月１０日）の広島戦（マツダ）での小園選手との対戦を振り返った際です。「四球を出してしまったので情けないというか。申し訳ないところがあったので。正面から勝負したかった。次はちゃんと勝負します」。二死満塁の場面で小園選手にストレートの四球を与えてしまい痛恨の押し出し。この時の投球については相当思うところがあったようです。

小園選手は今季、カープの４番として活躍。２日の中日戦（マツダ）でも決勝タイムリーを放つなど、バットでチームを引っ張っています。小園選手の活躍には根尾投手もきっと刺激を受けているはず。そして、ついに再び小園選手との対戦が見られる日が。プロ初勝利を目指して、根尾投手がどんなピッチングを見せてくれるのか、とても楽しみです。（ＳＫＥ４８・熊崎晴香）