【ノア】清宮海斗 拳王の〝公開説教〟にアンサー「仲間割れとかはない。もっとノアが…」

ＧＨＣ王者として「N－１」に臨む清宮海斗

ノアのシングルリーグ戦「Ｎ－１ ＶＩＣＴＯＲＹ」（４日、横浜で開幕）に臨むＧＨＣヘビー級王者・清宮海斗（２８）が、拳王（３９）からの〝公開説教〟に自らの考えを明かした。

昨夏はＮ－１を欠場し、新日本プロレス真夏の祭典「Ｇ１クライマックス」に出場したが、８強入りすらできなかった。Ｎ－１の前日会見では「去年は一選手としてプロレス界トップとの差を痛感した」と発言。これに、同じ「オール・レべリオン」の拳王から「ノアがプロレス界トップじゃねえみたいなこと、チャンピオンが言うんじゃねえよ！」と怒りをぶちまけられた。

会見後、取材に応じた清宮は「もちろん（出場する）全選手がＮ－１が日本一（のリーグ戦）だと思って戦っているし、自分も同じ気持ち。ノアが一番という気持ちは常にある」と発言の意図を説明する。

拳王からの厳しい言葉には「オール・レベリオンというチームは、一人ひとり主張していく中で全員トップを狙っている。仲間でもあり、ライバルでもある。そこは自分も（拳王からの）気持ちに真っ向から応えるし、それで向かってきたからといって仲間割れとかはない。全部ぶつけ合って、もっとノアが熱くなっていければ」と受け止めた。

ただ、現状は新日本の方が注目度でも上回るのが事実。清宮も「このプロレス界、新日本プロレスという団体が日本のプロレス界のトップの位置にいる」と現状を認めつつ、「自分にとってノアが一番なので。このノアをもっと高みに持っていくために全勝優勝したい。どの会場でも一番記憶に残る試合を見せて、ノアをプロレス界トップに引っ張っていきたい」と、団体の顔としてさらなる飛躍を誓った。