天童よしみが初のカラオケ大会を開催「毎日歌ってくれたと思うと、感動でいっぱい」

天童よしみ(右)とカラオケ大会で優勝した宮本雅博さん

演歌歌手の天童よしみ（６９）が４日、都内でシングル「昭和かたぎ」のカラオケ大会を開催した。

昭和を生きた女性の優しくも力強い姿を天童節で歌い上げたど真ん中の演歌で、カラオケのリクエストランキングでも１位に輝いた。そのヒットを記念し開催されたカラオケ大会で、天童にとっては自身初のカラオケ大会となった。

全国から１００名を超える応募の中から、審査を通過した１６名がこの日、決勝のステージに立ち、審査員長を務めた天童、作曲した水森英夫氏、作詞をした水木れいじ氏らの前で歌声を披露。優勝したのは福岡出身の宮本雅博さん（６８）で、子供のころにちびっこのど自慢で天童と一緒にステージに立ったこともあるという。天童は「何となく思い出しました」と話し、会場を盛り上げた。

小さいころから、のど自慢に出場してきた天童は「私もずっと勝っていたわけでなく、負けたことも多かったですが、その時、母が“負けてよかったわ、また頑張ろうって気になるでしょ”って言ってくれた時のことを思い出しました」という。自身の曲で開催した初めてのカラオケ大会には「みなさんが毎日聞いて、毎日歌ってくれたと思うと、感動でいっぱい」と笑みを見せ、「第２回もぜひ年内にやりたい」と意気込みを見せた。