【甲子園】春王者・健大高崎は英明と対戦 二部制に青柳監督「１回宿舎に戻るのか…」

対戦が決まった英明の森主将（左）と健大高崎の箱山主将（代表撮影）

第１０６回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が４日に大阪市内で行われ、センバツ王者の健大高崎（群馬）は英明（香川）と第１日第２試合で対決する。

青柳監督は「足を使ったりいろんなことをしてくるチーム」と英明の機動力を警戒したが、時間の使い方にも頭を悩ませた。この試合は今夏から試験的に導入された二部制の対象試合。開始が午後４時となることで「（開会式が終わってから）１回宿舎に戻るのか。ちょっと新しい感じなので、これで選手たちが慌てて落ち着かないと困るので、選手たちの気持ちを整えて試合をしたい」と対策を思案している。

同ブロックには大阪桐蔭など強豪校がひしめく。プロ注目の主将・箱山（３年）は「（大阪桐蔭は）昔からテレビで見ているチーム。やってみたいと思っていたので同じブロックに入ったのはすごいワクワクしました」と闘志を燃やした。

一方の英明を率いる香川監督は「（健大高崎は）一番上にいるチームですからね…」とクジ運に苦笑い。それでも「変に駆け引きしてもしょうがないので。うちはうちなりに選手の持ってる力を全部出すことに集中して、コンディション作りからやっていきたい」と真っ向勝負の構えを見せた。