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【フェンシング】「自分の感情がわからない」 サーブル団体銅・江村美咲を支えた仲間の存在

東スポWEB / 2024年8月4日 19時58分

フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲(ロイター)

【フランス・パリ4日発】フェンシング女子サーブルの江村美咲(立飛ホールディングス)は〝チームの力〟で不安な気持ちに打ち勝った。

3日に行われたパリ五輪の女子サーブル団体は江村、福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)、高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)、尾崎世梨(法大)の4選手で挑み、3位決定戦で世界ランキング1位のフランスを撃破。五輪では男女を通じてサーブル種目で初の表彰台となった。

試合後に涙を見せた江村は、この日にパリ市内でメダリスト会見に出席。「五輪のメダリストの立場になれてうれしい気持ち。(フランスは)強敵だったし、アウェーだったけど、その中でもみんなの力で勝った。すごいことを成し遂げたと一晩たって感じている」と語った上で「本当に1日中タフな試合が続いて、それをみんなで乗り切った。これがチームだなと、本当に『ワンチームになった』なという気持ちだった」と笑みを浮かべた。

世界女王として挑んだ個人戦はまさかの3回戦敗退。開会式では日本選手団の旗手を務めるなど、注目が集まっていた中で悔しさを味わった。「気持ちを切り替えようとしていたが、すごく自分でも不安定だった。よしやろうという気持ちになれる時もあれば、急に不安になる時もあって、自分でも自分の感情がわからないような状態が続いていた」と振り返る。

その状況で団体戦を迎え「フェンシングもやっぱ自分の良さがなかなか発揮できなくて、苦しい展開が続いた。自分の気持ちもずっと迷いとか不安が消えないまま戦っていた」という。それでも「チームのみんな、そして応援してくださるみんなが引っ張ってくれた。心が折れずに最後まで、ベストな試合じゃなかったかもしれないけど、最後まで気持ちを切らさずに戦い抜くこと、踏ん張ることができたかなと思う」と感謝を口にした。

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