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【阪神】岡田監督〝出し惜しみなし〟盤石の継投策「それはもう普通やで」

東スポWEB / 2024年8月4日 23時33分

西勇輝(左)とハイタッチする岡田彰布監督

阪神は4日のDeNA戦(横浜)に4―0で快勝。前夜3日のカード第2戦で連勝が8でストップした直後の一戦となったが、先発の西勇輝投手に加え、4人のブルペン勢のシャットアウトリレーも実り「勝たなければならない一戦」をしっかりもぎとった。

継投策への移行を決意した5回終了時点でのスコアは4―0。ホールド、セーブシチュエーションには該当しなかったが、岡田彰布監督(66)は石井、桐敷、ゲラ、岩崎の勝ちパターン継投陣を出し惜しみせず投入。敵将・三浦監督の食卓に虎ブルペンのフルコースを容赦なくサーブし、終盤4イニングのベイ打線を押しつぶした。

〝石橋を叩いた〟ようにも見える兵法で3カード連続の勝ち越しを決めた指揮官だが、試合後にこの日の継投策について問われると「それはもう普通やで」と平常心を強調。「昨日負けたからきょうが大事とか、そんなん一切関係ないよ。別に昨日も無理したら石井と桐敷使ってもよかったんやで。でもそういうことはまだ必要ない。そういうことやんか」と振り返った。

広島、巨人、阪神の3チームが1・5ゲーム差内にひしめく灼熱の8月大混セ。それでも長丁場のシーズンを知り尽くす百戦錬磨の老将は〝勝負どころはまだまだ先〟とばかりに動じるそぶりを一切見せようとしなかった。

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