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【ゴルフ】松山英樹が日本男子初の銅メダル 2打差で金・シェフラーに届かず

東スポWEB / 2024年8月5日 1時11分

銅メダルを獲得し丸山茂樹監督(左)と抱き合う松山英樹

パリ五輪ゴルフ男子・最終日(4日、ゴルフ・ナショナル=パー71)、4位から出た松山英樹(32=LEXUS)が、6バーディー、ノーボギーの65で回り、通算17アンダーで日本男子で初の銅メダルを獲得した。

金メダルへ3差を追う最終日。伸ばし合いの展開となっている中、自らバーディーを奪っていくしかない。2番パー3で1メートルにつけて初バーディーを奪うと、4番パー4で2・5メートルを沈めてから3連続でバーディーで上位との差を縮める。5番パー4は右ラフから7メートルにつけて、それをねじ込んだ。

後半は3日連続バーディーだった10番で一つ伸ばすと、12番パー4で3メートルを入れて首位のジョン・ラームとの差を2打差とする。11番でラームがボギーを叩くと1打差に。その後、トミー・フリートウッド(英国)が通算18アンダーでラームと並ぶと、2人を追う展開となった。

その後、ラームが首位から陥落するなど金メダル争いは混戦となる中、松山は13番から伸ばせず、パーを重ねていくうちに、最終18番パー4は、首位のシェフラーとフリートウッドと2打差で迎えた。フェアウエーからの2打目は3メートルのチャンスにつけたが、先にシェフラーが通算19アンダーで終えたため、ここで金メダルの可能性はなくなった。

松山は18番のチャンスをカップに蹴られて決め切れず、悔しさをあらわにする。この時点で通算17アンダーの3位タイだったが、17番で最終組のラームがボギーで松山が単独3位になり、そのまま銅メダルが確定。2打差で金メダルの可能性に届かなかった。3つのパー5でともにパー止まりだったのは誤算だった。

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