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【広島】矢野雅哉も劇的変化 後半戦打撃活発化の背景に「メリハリ」と「割り切り」

東スポWEB / 2024年8月5日 6時13分

打撃の成長目ざましい広島・矢野

いよいよ打撃も整ってきた。広島は4日の中日戦(マツダ)を6―4で制し、今季初の6連勝。貯金も今季最多の「11」とした。

赤ヘル打線が初回から爆発し、相手先発の根尾に打者一巡の猛攻を浴びせて一挙5得点。6日から巨人、阪神、DeNAとの9連戦を前に理想的な態勢を整え、新井貴浩監督(47)も「特に高ぶるのはないです。ただ、楽しみではあります」と手応えを隠さなかった。

ペナントの前半戦は防御率2点台の投手陣、菊池―矢野の二遊間コンビを中心とする鉄壁の守備陣がリーグ最少の44失策でチームをけん引した。後半戦は攻撃面も1試合平均3・7得点と活発化。9試合のうち7試合で2巡目までに得点を挙げる背景には、打線全体のアプローチの変化もあるという。

朝山打撃コーチは「(後半戦から)何げなく見逃すのはやめようと。個々が何かしら球種やコース、打つ方向性などを絞り、当てにいくのではなく強く振る。ファーストストライクが、それを一番できるカウント。1、2球目を見逃して追い込まれ、全球種に対応しないといけなくなり、結果『自分のスイングをできないまま凡退』という打席はやめようと。もちろん状況によっては『見て』の場面はありますけど」と打ち明ける。

意識改革で劇的に変化したのが、守備から遊撃のレギュラーをつかんだ矢野だ。「2球目までは強く振ることを意識して、追い込まれたら逆にファウルとか、相手が嫌がることやっている」(朝山コーチ)。後半戦9試合でマークした10安打のうち5本が二塁打と三塁打の長打で、9打点とすっかりポイントゲッターと化している。

2位・巨人に1ゲーム差、3位・阪神には1・5差をつけての首位で9連戦に突入する新井鯉。このまま独走態勢に入れるかは、新たなコンセプトとなった「メリハリ」と「割り切り」がカギを握りそうだ。

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