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【テニス】ジョコビッチ 悲願の金で「生涯ゴールデンスラム」達成 ATPは〝次なる野望〟報道

東スポWEB / 2024年8月5日 6時53分

金メダルを大事そうに持つジョコビッチ(ロイター)

次なる野望とは…。パリ五輪のテニスの男子シングルス決勝(4日)でノバク・ジョコビッチ(37=セルビア)はカルロス・アルカラス(21=スペイン)に7―6(7―3)7―6(7―2)で競り勝ち、自身初の金メダルを獲得。4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)に加えて五輪を制する「生涯ゴールデンスラム」を達成した。

ジョコビッチは2008年北京五輪で銅メダルを獲得するも12年ロンドン、16年リオデジャネイロ、21年東京で早期敗退。5度目の挑戦で待望のビッグタイトルを獲得した。生涯ゴールデンスラムはアンドレ・アガシ(米国)、ラファエル・ナダル(スペイン)に続き、男子では3人目の快挙となった。

ジョコビッチは「金メダルを取るために心も体も全てをささげてきた。37歳でようやくつかみ取れた。セルビアのために勝つことができたのは特別だ」と語った。

そんなスターについて、男子プロテニス協会(ATP)の公式サイトは「セルビア人は獲得可能なすべてのビッグタイトルを獲得し、生涯ゴールデンスラムを達成した」とした上で新たな野望は通算100勝と史上最多優勝になるという。

同公式サイトは「ATPスタッツによると、ツアーレベルのタイトルを99回獲得したジョコビッチは、ジミー・コナーズ(109勝)とロジャー・フェデラー(103勝)に続き、100回目の優勝記録を破る3人目の選手になることに注力する」と伝えた。節目に100勝とコナーズを超える史上最多優勝が目標になるという。

37歳とベテランの域に入りながらも、悲願の金メダルを獲得したスーパースターはさらなる記録に挑む覚悟だ。

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