スケボー吉沢恋「金メダルに恋した１４歳」実況にお墨付き「自分の名前もパッと分かるので…」

吉沢恋

パリ五輪のスケートボード女子ストリートで金メダリストを獲った吉沢恋選手（１４）が５日、平日昼の生バラエティー番組「ぽかぽか」（フジテレビ系）にスタジオゲストとして登場。帰国後初のテレビ生出演となった。

「一番初めのメディアの露出が『ぽかぽか』でいいんでしょうか？」と聞かれ、「いや、全然全然」と言う吉沢だが、同番組は「あんまり見たことないです」と明かした。

吉沢のメダル獲得の瞬間は、実況担当のフジ・倉田大誠アナ（４２）が「金メダルに恋した１４歳」とたとえ、話題になった。ＳＮＳでは「狙いすぎ」などという声もあったが、吉沢本人はお墨付きを与えた。

「全然最初知らなくて、応援してくれてた人に『こういうふうに実況されてたよ』っていうふうに後から聞いて…。〝自分の名前（恋＝ここ）と掛けてるのかな〟ってのは思ったんですけど、でもやっぱり自分の名前もパッと分かるので、良かったかなって…」

吉沢は「今回なんか（大技を）決めた時にポーズしようと思ってた」といい、両手の親指をクロスしてハートに見せるそのポーズを番組で披露した。名付けて「ビッグきゅん」。

「普通に〝作ってみよっかな～〟みたいな。はやらせたいな」と思っていたそうだが、「やったはやったんですけど、予選とかだったり。決勝でちょっとそんな余裕がなくて…」

吉沢はいま中学生だ。メダル獲得で夏休みの宿題を免除される可能性を聞かれると「最初は自分も（そう）思っちゃったんですけどね」とニヤリと笑い、こう続けた。

「（１学期の）終業式の前にパリに行ったので宿題はもらえてなくて。で、帰ってきて学校に行ってこないだもらってきて。でも、こういう取材とか、いろんなあって忙しいし、たぶん予定的に始業式に行けないので〝（宿題は）いっかな〟みたいな」

夏休みを満喫している同級生をうらやむひと幕もあった。

「インスタ（グラム）のストーリーとかで、やっぱりみんながどこか行ったりとかっていう写真を見て、パリに行くのに自分が練習しないといけないってのも分かってるけど、ちっとうらやましいっていう嫉妬はありますね」。もし時間があるなら「ディズニー（ランド）行きたいですね。いろんなテーマパーク行きたいな」と中学生らしい本音を明かした。

他にも「スケートボードがすごい好きってわけじゃない」だとか、試合前のゲン担ぎは「え～、いや～あんまりないスけど」と意外な告白も。最後は「勉強あんま得意じゃないので、スケボーで食べていきたいなって…」と素直な気持ちを明かしていた。