骨折離脱のベッツ復帰間近でドジャースＭＶＰトリオ再結成へ フレーオフに向け故障者続々〝帰還〟

ムーキー・ベッツ（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

６月から戦列を離れているドジャースのムーキー・ベッツ内野手（３１）の復帰が見えてきた。ロバーツ監督は「１２日か１３日（日本時間１３日か１４日）に戻ってくると期待している」と見通しを明かし、同時に三男の病気で「家族緊急リスト」入りしていたフリーマンもマックスくんが快方に向かい、右わき腹痛で離脱していたマンシーの復帰も遠くないとしている。

ベッツは６月１６日（同１７日）のロイヤルズ戦で左手に１５７キロのフォーシームが直撃して骨折。負傷者リスト入りしてリハビリを続けていた。最近は度々、本拠地の試合の中継ゲストに登場して順調な回復ぶりをアピールしていた。切り込み隊長の復帰となれば大谷、フリーマンとの「ＭＶＰトリオ」も再結成となり、米メディア「スポーツキーダ」は「ベッツが復帰するのは２か月かかると言われていたが、リハビリは迅速に進んだ。ドジャースは選手の負傷と戦い続け、ベッツの復帰は大きな利益になるだろう」と伝えている。

加えて右肩腱板の負傷で６月から離脱していた山本由伸も３日（同４日）にブルペン投球を開始。故障者続出に悩まされてきたドジャースだが、シーズン終盤からプレーオフにかけ、次々とグラウンド〝帰還〟を果たしそうだ。