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【体操】岡慎之助が鉄棒で金メダル 84年ロス大会・具志堅幸司以来の「1大会4メダル」の偉業

東スポWEB / 2024年8月5日 21時49分

鉄棒で3個目の金メダルを獲得した岡慎之介(ロイター)

体操男子でパリ五輪2冠の岡慎之助(20=徳洲会)が5日、種目別の鉄棒で金メダルに輝いた。

平行棒で銅メダルを獲得した後の演技。2番目に登場した岡は、安定した演技で14・533点をマークし、後続の結果を待った。すると日本の杉野正尭(徳洲会)らが落下し、着地が決まらない選手も出るなどそれぞれ得点が伸びなかった。終わってみれば、トップを守って表彰台の頂点に立った。

これで団体総合、個人総合と合わせて3冠となり、この日の銅メダルと合わせて4つのメダルを獲得した。1大会4メダルは、〝キング〟内村航平やエース・橋本大輝(セントラルスポーツ)らも達成できておらず、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来となる大偉業となった。パリ五輪は、まさにニューエースにふさわしい活躍となった。

他の選手にミスが続いたこともあり「最後何が起こるか分からないということで」と岡。〝ミスしない男〟として金メダルをたぐり寄せたが「やっぱり準備ですかね。けがしてからパリの準備はしっかりやってきたで、それがつながった」と胸を張った。

帰国後は「ドライブしたい。あと、美味しいもの食べたい」と笑顔を見せた岡は、早くも4年後を見据えて「もっと強くなって、(内村)航平さんがやってきたように常に勝ち続けられる選手になりたい」と力強く誓った。

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