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目黒蓮主演「海のはじまり」 タイトルの〝トリプルミーニング〟を示唆か

東スポWEB / 2024年8月6日 13時27分

5日放送された「Snow Man」目黒蓮主演のフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」第6話で、タイトルに関係する数奇なエピソードがほのめかされた。

小学生の女児・海(泉谷星奈)を残して病死した水季(古川琴音)の生前シーン。交際し、別れた夏(目黒)のサインが入った人工妊娠中絶の同意書と母子手帳を手に、産婦人科とみられる医院の待合室に座っている。ふと目に留まった来院者の「ご意見ノート」で、中絶から罪悪感にさいなまれた女性の記帳に引き込まれる。

そこには、決定を他人に委ねたことへの悔恨めいた気持ちから「自分で決めて」「あなたの幸せを願います」と訴える痛切な思いがつづられていた。画面は、ノートを読む水季から、同じような部屋で文を書く弥生(有村架純)の姿と声にスイッチしている。夏の現恋人の弥生が中絶経験者だったことは既に物語で明かされていた。

読み終えた水季は「人のせいにしたくない」と医院の職員に言い、決断は後に下すと伝える。この直前の場面は水季の死後である現在の時制で、海とのふれあいを深める夏が、眠る海をはさんで弥生と3人で駅のホームベンチに座っている。水季が翻意した理由を尋ねる弥生に、夏は「やっぱり生むことにしたと急に言いだしたらしい」「きっかけとかないんだと思う」。2人で水季「らしい」決断と言いながら、弥生は「よかった」を繰り返した。

ここから浮かび上がるのは、水季が読んだご意見ノートの文章を書いたのは弥生らしいこと。自己決定の大切さを訴えたその思いが通じ、海の出産に至った。だから弥生は「よかった」を繰り返したと考えられる。

一連の場面に、X(旧ツイッター)では「海ちゃんが繋いでくれたんだ!!」「ふたりの想いがあって産まれてきて今海ちゃんが生きてる」「本当に神回」「脚本の凄さが毎話ごとに更新されてく」と絶賛の投稿が相次ぐ。まさに「海のはじまり」を感じた視聴者は少なくない。

タイトルについては初回、海が水季に「海はどこから始まるの?」と尋ねている。そして父親である夏の存在。今回のエピソードを加えると「はじまり」は三層構造、トリプルミーニングを示唆するかのようだ。

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