【甲子園】創成館・稙田監督 久々の練習で選手はバテ気味も「メンタル面は気合が入っている」

握手をする白樺学園・亀田監督（左）と創成館・稙田監督

第１０６回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルが６日に甲子園で行われた。恒例の「監督対談」も行われ、第５日第４試合で対戦する２年連続出場の創成館（長崎）の稙田龍生監督（５９）と、白樺学園（北北海道）の亀田直紀監督（３７）が試合に向けた思いを明かした。

稙田監督は「この言い方はあんまり好きじゃないですけど…選手には楽しんでやってほしいと思います。もちろん勝ちたいですけどね」と思いを語った。

甲子園入り後のチームの状態については「本格的な練習というのは大会予選後からできていなかったので、昨日（＝５日）が久々の練習だったんですけど（選手たちは）かなりバテていましたね。（試合まで）中５日あるのでベストの状態に持っていきたいなと思います」と心配しつつも「メンタル面はですね、組み合わせが決まって気合が入っています」と精神統一は完璧のようだ。

指揮官は白樺学園で警戒する選手としてエースの半沢（３年）と主将の藤原（３年）を挙げたが、守り勝つ野球をモットーにまずは初戦突破を目指す。

一方・亀田監督は「それこそ創成館さんは去年出られてますので経験のある選手がたくさんいらっしゃいますし、ウチは初めての子たちばかりなのでとにかく思い切って、相手の胸を借りるつもりで勢いを使って戦いたいと思います」ときっぱり。

チームの状態に関しても「暑さがやっぱり北海道とは違いますので、（７月）３１日に入って練習を重ねてきてですね、だいぶ暑さにも慣れてきて非常に動きも良くなっています。しっかり落ち着いて戦えると思います」と準備万端を強調した。