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【陸上】米国人の短距離コーチが五輪追放 3人に性的行為で訴訟沙汰=英紙

東スポWEB / 2024年8月6日 14時34分

先頭を走るアンドレ・ドグラス(ロイター)

パリ五輪に臨んでいる陸上男子短距離のラモントマルチェル・ヤコブス(イタリア)とアンドレ・ドグラス(カナダ)のコーチを務める米国人指導者のラナ・ライダー氏が五輪から追放された。

英紙「ガーディアン」など各メディアによると、ライダー氏は米フロリダ州で起こされた訴訟で女性選手3人から性的・精神的虐待の疑いがかけられたという。この情報により米国陸上競技連盟が、ドグラスのコーチとしてライダー氏を認定したカナダ側に情報を提供。カナダ側はライダー氏のコーチ資格を取り消したため、パリ五輪から追放されることになった。

訴訟では1人がライダー氏から性的・精神的な嫌がらせを受けたとし、他の告発者は性的・言葉による嫌がらせを受けたという。ライダー氏の弁護士を務めるライアン・スティーブンソン氏は「金銭的利益を求める元アスリートらによる何年も前の訴訟に基づいて、不当にコーチ資格を剥奪された」と主張した。

ライダー氏はヤコブスを東京五輪で男子100メートル金メダルに導いた一流のコーチとみなされている。しかし2021年11月に性的違法行為の申し立て受けた米国セーフスポーツ協会が調査。その後に26歳年下の英国人選手との不倫が報じられ、12か月の保護観察処分を受けており、22、23年の世界陸上でもコーチ資格を拒否されている。

担当弁護士は「この件で被害を受けているのはカナダで最も優秀な短距離走者を含め、コーチなしで競技を強いられる選手たちだ」と語っていたという。

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