【ボクシング】性別騒動ボクサーの〝危険性〟科学的データ明らかに「162%強いパンチ力」
東スポWEB / 2024年8月6日 15時3分
パリ五輪のボクシング女子66キロ級のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)と57キロ級のリン・ユーチン(台湾)をめぐる性別騒動で、2人が持つとされる「XY染色体」のボクサーは女性ボクサーをはるかに上回る攻撃力を持つことが判明した。
性別騒動を受けて国際ボクシング協会(IBA)は5日に緊急会見を開催し、2人のボクサーを昨年の世界選手権において性別適格検査で失格した理由について性染色体検査によるものだと公表した。
IBAは国際オリンピック委員会(IOC)が2人の出場を認めていることを公然と非難し「ヘリフとリンは男性の生物学的性質を持っており、パリ大会への出場を禁止されるべきだ」と主張。2人は「XY染色体」を持っていると指摘した。
そしてIBAのクリス・ロバーツCEOは「この大会はIOCが運営しているので、IOCのルールでは選手たちが戦うことは可能だ。しかし、私たちのルールであれば、状況は異なる。難しいことだが、結局のところ、選手たちは(女性ボクサーと)戦うべきではないんだ」と強調した。
さらに、オーストラリア紙「クーリエ・メール」は2人にあてはまるとされる「XY染色体」のボクサーについて衝撃の科学的データを明らかにした。
「本紙が入手した極秘文書では、ヘリフたちは不当な優位性を持っている。XYアスリートは女性よりも162パーセントも強いパンチ力を持っていることが示されている」と女子ボクシングに出場すれば圧倒的な攻撃力を持っていると主張した。
続けて「XYアスリートは脚力が65%、上半身の筋力が90%も優れていることも判明した」と各部位で女性ボクサーをはるかに上回る筋力を持っているとのデータを報じた。
こうしたデータにもとづいて同紙は専門家の証言を伝えた。
欧州ボクシング連盟会長を務めるイオアニス・フィリパトス博士は「「確かにXYの選手はパワーが違う」と指摘した上で「XYが女性と戦うなんてありえない」と渦中の2人が女性ボクサーと戦う危険性をズバリ指摘。IBAコーチ委員会のガブリエーレ・マルテッリ委員長も「今大会でXY選手と戦う女性が重傷を負う可能性がある」と懸念している。
両選手とも準決勝に進出しており、そろって金メダルの可能性も。最後まで2人は圧倒的なパワーを見せつけるのか。
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