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【バレーボール】ブラン監督はなぜ新天地に韓国を選んだか 理由は「お金」外国人名将が殺到

東スポWEB / 2024年8月6日 15時47分

フィリップ・ブラン監督

パリ五輪のバレーボール男子日本代表を率いた名将フィリップ・ブラン監督は、なぜ新天地に韓国のクラブを選んだのか。

日本は5日の準々決勝(パリ南アリーナ)でイタリアにフルセットの末に敗れて8強敗退が決まった。試合後には、日本を世界的な強豪に引き上げて今大会かぎりで退任するブラン監督との別れを惜しむ声が選手やファンから続出。指揮官は今後、韓国のクラブチームである現代キャピタルの指揮官に就任する。

日本代表監督として国際舞台で強烈な存在感を発揮してきたブラン監督は、どうして韓国クラブを新天地に決めたのか。実は今、韓国リーグには外国人の名指導者たちが〝殺到〟している。

韓国紙「東亜日報」は「プロバレーボールVリーグ男子に〝外国人監督の全盛期〟がやってきている。男子7チームのうち5チームが2024―25シーズンの指揮を外国人監督に任せる」と指摘。新進気鋭の指導者として評価を高め、大韓航空を率いるフィンランドのトミー・ティリカイネン監督、日本バレーボール界のレジェンドである荻野正二監督が率いるのは安山OK金融グループ、さらに新任となるのか3人。現代キャピタルのブラン監督のほか、スペインの名将ミゲル・リベラ監督はKB損害保険を率い、日本のパナソニックで黄金期を築き、アジアの強豪イラン代表監督を務めたマウリシオ・パエス監督はウリカードの指揮を執る。

こうした状況を同紙は「韓国4大プロスポーツ(野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール)に範囲を広げても、外国人監督がリーグの半分以上を占めるのは前例のないことだ」と異例の〝外国人監督ブーム〟だと指摘する。

では、なぜ世界屈指の名将たちは韓国に集結するのか。「外国人監督が韓国を好む最も大きな理由は〝お金〟だ。年俸で3億~4億ウォン(約3160万円~約4220万円)程度をもらえ、全世界で監督の年俸でこれほどお金を与えるバレーボールリーグは多くない。これは、全世界で唯一公式に『プロバレーボール』を標榜するため可能なことだ」と完全プロ化しているリーグで待遇面が魅力的だと強調。あるエージェントの話として「韓国リーグは最近外国人監督を選ぶ球団が増え、指導者たちの関心も高まっている。ある球団が新しい監督を選ぶことにしたと発表した当日だけで、履歴書が20通以上送られてきた」と指摘。世界中の指導者が韓国リーグに熱視線を送っているというのだ。

名将がこぞって集まることで最高峰のリーグとなれば、韓国バレーボール界の強化が一気に進むかもしれない。

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