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【体操】〝絶対女王〟シモーネ・バイルズを癒したセラピー犬「ビーコン」の物語

東スポWEB / 2024年8月6日 16時3分

ビーコンとバイルズ選手(インスタグラム@duncanstrausstaから)

パリ五輪で米女子体操の〝絶対女王〟シモーネ・バイルズ(27)が団体総合、個人総合、跳馬で3つの金メダルに輝くなど、大活躍した舞台裏で、同国の体操選手たちをサポートしてきた1匹のイヌが注目を集めている。

イヌの名前は「ビーコン」。英語で導き手という意味もある。ゴールデンレトリバーの4歳のオスで、米ロサンゼルス近郊パサデナで元新体操コーチで飼い主のトレーシー・キャラハン・モルナーさんと暮らすセラピー犬だ。

パリ五輪に出場する体操選手のため、セラピー犬としてトレーニング施設に派遣されたビーコンが、バイルズら選手たちと触れ合う様子を撮った動画や画像がソーシャルメディアで拡散され一躍、米国でインターネットの〝愛されキャラクター〟になった。

米体操協会の広報・マーケティング担当責任者のジル・ギア氏は米紙USAトゥデーに、「ビーコン以外にも数匹のセラピー犬がいるが、ビーコンが文句なしの人気ナンバーワンだ」と話した。

近年、練習量や技術向上だけではなく、メンタル面の充実も強調され、米国ではイヌなどのセラピーアニマルがアスリートの精神を安定させる〝セラピスト〟として導入され、貢献してきた。

バイルズ自身、東京五輪では活躍が期待されたものの、新型コロナウイルスによる開催延期のストレスや、「ツイスティーズ」と呼ばれる空中回転技の最中に起こるイップス状態など、精神不安定のため団体総合決勝途中で演技を取りやめ、個人総合や種目別も棄権。その翌日、種目別平均台には出場し、銅メダルを獲得した。

ビーコンのサポートもあってか、バイルズは今大会で3つの金メダルとゆかの銀を合わせて4つのメダルを獲得した。

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