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【柔道】阿部一二三は勝っていた? 不可解な“指導なし”を海外ファン追及「真剣に調査を」

東スポWEB / 2024年8月6日 16時53分

阿部は技をかけ続けたが…

パリ五輪の柔道混合団体決勝(3日=日本時間4日)で、阿部一二三(パーク24)をジョアンバンジャマン・ガバ(フランス)が撃破した試合をめぐって不可解な〝指導なし〟に波紋が広がっている。

日本は開催国フランスに3―4の大逆転負け。勝敗の行方を大きく左右したのが、日本の3―1で迎えた阿部とガバの一戦だ。

阿部は階級が上のガバに対して果敢に攻め続け、優勢に試合を進める。ガバは技をかけられず終始逃げ回る展開になり、指導は2つ与えられた。3回目の指導が与えられると反則負けになるためガバは窮地に追い込まれ、なおも阿部は攻め続ける。誰もがガバに3回目の指導が行くと思われたが、逃げ続けているにもかかわらず、審判はなかなか指導を与えない。

するとゴールデンスコアに突入した後、ガバが捨て身の〝タックル技〟と話題になった変形肩車で一本を取り試合は決まった。

決め技も注目を集めたが、それ以上に物議を醸しているのが、なぜ審判は3回目の指導を与えなかったのか。阿部の優勢は明らかでガバは誰が見ても消極的な姿勢をかなりの時間続けていただけに、反則負けとなる3回目の指導を審判がためらったのは不自然というわけだ。

日本はさることながら、海外からこの判定を疑問視する声が続出している。SNS上では海外のファンや識者から「誰もが分かっているように、阿部はあの試合に勝った。それはスキャンダルだった。審判はフランス人選手が何分も何もしておらず、ゴールデンスコアで勝負が決するまで、どこでも3回目の指導を出す機会はあった。偽装がひどかった。忠実で敬意を払う真のスポーツである柔道が今日、撃たれたのだ」「審判はガバに5分間何もさせず、3度目の指導も与えなかった。とても奇妙に思った」「私はブラジル人だが、この試合は柔道にとって不名誉なことだ。審判は明らかにフランス側に有利で、ガバは3回目の指導を受けるに値した」という声が上がっている。

また「ガバが5分間何もしなかった試合は2試合連続で、フランスに指導を与えることを拒否した同じ審判だ」と審判に対する疑惑を指摘する声も。そうした点を踏まえて「これは真剣に調査しなければ済まない。特にガバと阿部の試合は完全に不正操作だった!」と国際柔道連盟(IJF)に対して正式な調査を実施するよう要求する意見も出ている。

なぜ勝負を決する指導は与えられなかったのか。阿部の敗戦をめぐってはまだまだ論争が続きそうだ。

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