【ＭＬＢ】ドジャースから最弱チームに移籍のバルガスが地獄の２１連敗 座り込む姿に「お通夜状態…」

ホワイトソックスに移籍したバルガス（ロイター＝USA TODAY Sports）

ア・リーグ中地区の最下位に沈むホワイトソックスが５日（日本時間６日）のアスレチックス戦に１―５で敗れ、とうとう同リーグワースト記録に並ぶ２１連敗を喫した。

一向にトンネルの出口が見えないチームは先発したブッシュが４回までに６四死球、３失点で降板すると、メジャー３０球団で唯一３００得点台に低迷する打線は１点を返すのがやっと。チーム打率２割１分６厘、防御率４・８８と全く投打のバランスを取れないまま２７勝８８敗の借金６１、勝率２割３分５厘、衝撃のシーズン１２４敗ペースとなった。

１９８８年のオリオールズに並ぶ不名誉な連敗記録となってしまったが、メジャー全体では６１年にナ・リーグのフィリーズが残した「２３連敗」が最長。このままではさらなる汚名となりそうな勢いだが、そうした中で〝悲運の移籍〟となったある選手が注目されている。それは先月末にドジャースからホワイトソックスにトレード移籍したミゲル・バルガス外野手（２４）だ。

バルガスはこの日「１番・三塁」で先発出場して４打数１安打。移籍直後から出場しているが、またしても勝てず、試合後には生気を失ったような表情で力なく座り込む姿が中継映像に映し出された。

これにドジャース専門メディアの「ドジャース・ネーション」は「ミゲル・バルガスはシカゴであまり幸せそうに見えない」とＸ（旧ツイッター）で投稿。ファンたちも「バルガスくん…」「シーズン途中に一番弱いチームへ移籍したバルガス」「お通夜状態じゃん…」などと同情と心配の声が寄せている。