1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ドジャース復帰のフリーマン「喜んで3億回三振する」 米紙が伝えた父親の愛

東スポWEB / 2024年8月7日 5時37分

復帰したドジャース・フリーマン(左)は、2ランを放ったヘルナンデスを祝福(ロイター=USA TODAY Sports)

家庭の事情で8試合戦列から離れていたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(34)が5日(日本時間6日)のフィリーズ戦で復帰した。先月末に三男・マキシマスくんは手足に力が入らなくなる神経障害の一種とされる「ギラン・バレー症候群」を患い入院。看病のため「制限リスト」に入っていた。

本拠地での復帰戦前に会見に臨み、涙ながらに3歳の幼い息子が重篤な危険にさらされた闘病生活を振り返った。最愛の妻であるチェルシー夫人との間に生まれた三男のマキシマスくんは、フリーマン家にとってかけがえのない存在だった。2016年に長男が誕生。新しい家族を望んだ夫婦だったが、その後、長い不妊治療に心身ともに苦しんだ。代理出産で次男をもうけ、21年2月にマキシマスくんが誕生。欠場の間、夫人とともに看病を尽くしたフリーマンは、会見でマキシマスくんの症状改善を何物に代えがたい瞬間だったと振り返った。

地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」などは、耐えがたい時間を過ごしたフリーマンの率直な言葉を紹介。「ドジャースファンは嫌うだろうが、もう一度同じことを見るくらいなら、喜んでワールドシリーズ第7戦の9回満塁で3億回三振する」。父親として無限の愛が詰まった言葉だった。

復帰戦ではフリーマンが第1打席に入る際に対戦相手のフィリーズの選手らが帽子を脱ぎ、胸に手を当てて連帯を表明。立ち上がった観衆の拍手は鳴りやまず、試合は一時中断した。第1打席の結果は空振り三振だったが、胸を張ってベンチに戻るフリーマンには再び温かい拍手が送られた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください