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【ソフトバンク】小久保監督「俺にはそう見えた」 優勝M再点灯も…中継ぎ・津森に感じた〝違和感〟

東スポWEB / 2024年8月7日 6時21分

ベンチから戦況を見守るソフトバンク・小久保監督

パ・リーグ首位を快走するソフトバンクは6日に2位・ロッテとの直接対決(ZOZOマリン)を6―4で逃げ切り、優勝マジック「36」を点灯させた。5カード連続の先勝で貯金は今季最多を更新する「32」。2位とのゲーム差も「11」に広げた。

初回、先頭の牧原大が初球を左前にはじき返し、いきなりスイッチを入れた。続く今宮が二塁打でチャンスを拡大すると、栗原が殊勲の適時二塁打を放って2点を先取。この後、近藤にも適時打が飛び出し、完全に主導権を握った。先発モイネロは4回まで無安打投球だったが、初安打を許した5回に1点を献上。ただ、打線が直後の6回に3点を追加して流れを渡さなかった。

首位独走のチームらしい試合巧者ぶりを発揮しての完勝…と思われた展開だったが、最後が締まらなかった。5点差の9回に3番手・津森が安打と四球で走者を背負い、代打・ポランコに3ランを被弾。2点差に詰め寄られ、オスナに代わる新守護神の松本に救援を仰いだ。その松本が3人で締めて事なきを得たが、後味の悪いゲームとなってしまった。試合後、小久保監督は苦言を呈した。

「津森が(マウンドに)上がった時『なんかちょっと緩いな』と思っていたら、やっぱりそうなるよね。フォークを引っかけてニヤニヤ笑いながら。僕はああいうのは『あっ』と思ったら、やっぱりそうなったので、大いに反省してほしい」

津森は試合前まで、36試合に投げて防御率0点台。抜群の安定感を誇る中継ぎとして厚い信頼を得ていた。指揮官は「俺にはそう見えた」と右腕の隙を指摘したが、厳しい言葉は期待の裏返しだ。

この試合、チームは重要な一戦と位置づけていた。今月、ロッテとはビジターで2カード、ホームで1カードの計3カードが組まれている。直接対決が9試合あっただけでなく、今カードの3戦目には先週から戦列復帰した〝令和の怪物〟佐々木を先発に立ててくる予定。初戦を取られ、勢いをつけて起爆剤につながれるのは不気味…。相手が描く〝シナリオ〟は想像できただけにチーム内からも「9試合の頭を取る意味は大きかった」との声が聞かれた。

足をすくわれかねなかっただけに、ロッテの〝ミラクル〟を封じる先勝にも、指揮官の苦言は止まらなかった。

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