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大谷翔平 メジャー史上6人目の金字塔へ 「40―40」の準備は整った

東スポWEB / 2024年8月7日 11時10分

34号本塁打を放つ大谷(ロイター)

ドジャースの大谷翔平投手(30)が次に到達する金字塔は何か。米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」(電子版)は6日(日本時間7日)に「大谷翔平が新たな記録を達成する準備は整った」と題し、注目すべき大谷のスタッツを紹介した。

まず、打率3割9厘とOPS+187、またファングラフスのwRC+(打者が打席あたりに生み出した得点の傑出度)182がキャリアハイであることに触れ「(wRC+は)100がリーグ平均で、100を超えるポイントは平均より1%優れていることを表す。つまり、大谷は今年、平均的なメジャーの打者より80%以上優れているということだ。悪くない数字じゃないか」

さらに「大谷は今年、野球界で最も神聖な昔ながらの統計基準の1つに到達する可能性もある」と断言。大谷は5日(同6日)の本拠地でのフィリーズ戦で8回に34号を放ち、5回に32個目の盗塁となる三盗に成功し、「大谷は残り49試合で神聖なる40―40クラブ(40本塁打―40盗塁)に向け、順調に進んでいる」と指摘した。

昨年のルール改正に伴い、ベースが一辺3インチ(約7・6センチ)大きくなり、けん制球の回数も1打席に2回までと制限され、盗塁数は2000年以降最多の3503と大幅に増えた。同誌は「それでも野球界において40―40クラブはやはり限られた(人しか入れない)リストの一つ」と強調。昨季41本塁打、73盗塁で仲間入りしたロナルド・アクーニャが5人目だ。アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・ソリアーノ、バリー・ボンズ、ホセ・カンセコらそうそうたる面々に加わる。

「盗塁はしやすくなったかもしれないが、メジャーで今季30本塁打以上が4人しかおらず、大谷以外は5盗塁が最高(アーロン・ジャッジ)であることから大谷ほどのパワーとスピードのコンボを持つ選手の少なさが分かる。何なら20本塁打で20盗塁している選手は今季メジャーで5人しかいない」と「40―40」達成に期待を込めた。

2022年に1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」を達成し、近代野球では初の規定投球回数と規定打席のダブル規定に到達、昨季は日本選手初の本塁打王など想像を超えてきた大谷。今季も驚かせてくれそうだ。

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