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【甲子園】開幕試合は滋賀学園が初戦突破 左腕・高橋侠聖「天国のお母さんに報告したい」

東スポWEB / 2024年8月7日 14時59分

快投した滋賀学園・高橋侠聖

第106回全国高校野球選手権大会の開幕戦となった第1日第1試合は滋賀学園が有田工(佐賀)を10―6と下して初戦を突破した。

4―4で迎えた8回、相手ミスも重なって無死満塁のチャンスを作り、9番・杉本(3年)が中前に弾き返して勝ち越し。2番・国仲(3年)も続いて4点を上げると、9回にも追加点して突き放した。夏の甲子園初勝利をマークした山口監督は「開幕戦の緊張感もある中で上出来だった。最後は気持ちと気持ちのぶつかり合いだった」と選手をねぎらった。

3点を先制しながらも先発のエース脇本(3年)が4回に逆転打を許し、二死一、三塁から2番手の背番号「10」の高橋(3年)がマウンドへ。165センチの小柄な左腕はピンチにも動じずに追撃を絶ち、終盤の味方の集中打を呼び込んだ。9回に有田工の驚異的な粘りにあいながらも、88球を7安打2失点で抑えた高橋は「いつでも行けるようにと言われてしっかり準備していた。ああいう場面で投げるというのは多少信頼は置かれていると思うんで、結果を見せつけないといけないと思った」と胸を張った。

野球好きだった母を5歳のころに病気で亡くし、幼少期から1人で壁当てを続けていた。「聖地でこういう結果を残せた。天国にいるお母さんに報告したい」。プロ野球選手になる夢を胸に、聖地で腕を振り続ける。

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