【レッドソックス】吉田正尚 ７試合ぶり６号含む５打数２安打３打点の大暴れ

打撃好調な吉田（ロイター）

レッドソックスの吉田正尚外野手（３１）は６日（日本時間７日）に敵地カンザスシティでのロイヤルズ戦に「３番・ＤＨ」で先発出場し、３回に６号を放つなど５打数２安打３打点だった。打率２割７分９厘。チームは６―５で接戦を制し、ワイルドカード争い３位のロイヤルズに０・５ゲーム差と肉薄した。

７試合ぶりの一発が飛び出したのは１―２の３回一死無走者だった。相手先発の右腕ルーゴが１ストライクから投じた見逃せばボール球かという内角スプリットを豪快にすくい上げた。角度３０度、打球速度９７・７マイル（約１５７・２キロ）で舞いあがった打球は右翼フェンス奥の相手ブルペンに着弾。６号ソロは飛距離３８３フィート（約１１８メートル）だった。

４―３の６回二死満塁は２番手の左腕ロングと対戦。カウント１―２からの４球目、カーブの上っ面を叩いたゴロは狭い一、二塁間を抜ける右前打となり二者が生還。貴重な２点適時打となった。マルチ安打は２試合連続で今季１５度目だ。

初回一死一塁は右直、５回一死一、二塁は中飛。９回一死無走者は４番手左腕スミスの前に左飛に倒れた。

勝負強さを発揮した吉田。オールスター戦後は打率３割３分９厘、出塁率４割２分６厘、長打率５割１分８厘、ＯＰＳ９割４分４厘と好調だ。勝負の１０月まで続けたい。