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【レスリング】ビネシュ失格にインドメディアがボクシング性別騒動持ち出して苦言「公平性に疑問」

東スポWEB / 2024年8月7日 18時2分

須崎優衣(右)を破ったビネシュ(左)

パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級1回戦で須崎優衣(キッツ)を撃破したビネシュ(インド)が、体重超過で7日の決勝を前に失格となり波紋を広げている。

ビネシュは決勝まで勝ち上がってサラ・ヒルダーブラント(米国)と対戦する予定だったが、試合前計量で100グラムほど超過して失格となった。

この事態に激怒したのがビネシュの地元インドだ。

同国メディア「インディア・インサイト」は「イマネ・ヘリフの出場を認め、ビネシュを失格にした決定は、公平性と一貫性について深刻な疑問を投げかけている。これはすべてのインド人サポーターにとって悲痛なことだ」と報道。続けて「ヘリフの出場に世界中から反対の声が上がったが、IOC(国際オリンピック委員会)は沈黙を守っている。一方、才能あふれるビネシュは不当に失格となった」とIOCの決定を猛批判している。

インドで指摘されているのは、ボクシング女子の性別騒動。66キロ級のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)は、昨年の世界選手権において性別適格検査で失格。国際ボクシング協会(IBA)は性染色体検査によるものだと公表した。今大会では相手選手が恐怖から棄権するなど物議を醸している。

インドではヘリフを失格とせずに、ビネシュをわずかな体重超過で失格させることはおかしいとの論調が高まっており、SNS上でも「女子の競技では〝男性〟が金メダルを獲得できるが、インド人女性は体重が100グラム超過しただけで失格になる。偽善のピークだ」などと追及の声が上がっている。

話の論点が違うようにも思えるが、それほどインドでは新ヒロイン候補の失格にショックが広がっているのかもしれない。

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