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【陸上】北口榛花 所属先の同期・加納虹輝から金メダルのバトン「日本食を食べた方がいい」の金言授かる

東スポWEB / 2024年8月7日 21時52分

1投で予選を通過し喜ぶ北口榛花

【フランス・パリ7日発】〝金メダル〟のバトンをつなぐ――。パリ五輪の陸上女子やり投げ予選(フランス競技場)で、2023年世界選手権覇者の北口榛花(JAL)が1投目で62メートル58センチをマーク。予選通過ラインの62メートルを上回り、全体7位で決勝進出を決めた。

一発回答を見せた女王は笑顔だった。昨夜は9時頃に就寝するも、1時間後にコーチから電話があったという。「その後ちょっと寝られなくて、恨んでやると思った」と苦笑いを浮かべたが、影響はなかった。「午前中のセッションからこんなにたくさんのお客さんが入っていてすごく幸せ。パーフェクトではなくても1回で予選通過できる力があってホッとした」と振り返った。

他競技の選手からもパワーをもらっている。所属先の同期であるフェンシング男子エペの加納虹輝が個人で金メダル、団体でも銀メダルを獲得した。「加納選手とは昨日帰る前に会えて刺激になった。スポーツ自体を見るのが好きなので、いろんなスポーツをずっと見続けて、結果にドキドキしている」とにっこり。加納からは「ご飯は日本食を食べた方がいいとか、しっかり食べれるものをちゃんと食べた方がいい」と金言を受けた。

決勝は10日に行われる。「歴代の五輪メダリストたちが(パリ五輪に)合わせてきた感を出している。決勝でちゃんと勝負できるように頑張りたい」と力を込めた。

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