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【広島】巨人相手に価値あるドロー 新井監督は打線の執念評価「1回ひっくり返せた」

東スポWEB / 2024年8月7日 23時32分

ドローに終わりナインを出迎える広島・新井監督(右から2人目)

新井カープにとっては、勝ちに等しい4時間30分のドローかもしれない。広島は7日の巨人戦(東京ドーム)を延長12回、3―3で引き分けた。

7回終了時は0―2。それまで12三振と相手先発・グリフィンにキリキリ舞いさせられた。しかし、8回に1点を奪って助っ人左腕をマウンドから引きずり降ろすと、相手2番手・ケラーから小園の適時打で一時は3―2と逆転する粘り腰を見せた。

新井貴浩監督(47)は「ナイスゲームだったと思います。いい投手から1回ひっくり返せた」と、攻撃陣の執念をたたえた。

8回に塹江が丸の適時打で再び同点とされるが、指揮官は全く慌てず。9回から森浦→ハーン→栗林→黒原とつないでドローに持ち込んだ。

「引き分け」で連勝は小休止も、阪神が敗れたため3位とのゲーム差は「3」に広がった。首位を走る広島にとっては、極めて前向きな痛み分けだ。

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