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バレー協会・川合俊一会長 小野寺太志らへの誹謗中傷に緊急声明でファン称賛「よく言った!」

東スポWEB / 2024年8月8日 1時45分

川合俊一会長

日本バレーボール協会は7日、公式SNSなどで止まぬ誹謗中傷に対する川合俊一会長の声明を発表した。

52年ぶりの五輪金メダルを目指した日本男子は、準々決勝でイタリアに2―3と逆転負けした。この後、マッチポイントでサーブミスした小野寺太志らに誹謗中傷が飛んでいた。川合会長は【パリ2024オリンピックに出場するアスリートに愛のある応援を】と題し、「誹謗中傷は見過ごせない」などとメッセージを寄せた。

川合会長は

「パリ2024オリンピックも13日目を迎え、TEAM JAPANの連日の活躍に盛り上がりを見せています。

バレーボール競技も、バレーボールの男子と女子、ビーチバレーボール女子の3種目に出場し、それぞれの戦いを終えました。日本から、現地から、世界各国からの応援、ほんとうにありがとうございました。

会場やテレビの前での応援はもちろん、SNSを通じた応援もアスリートたちの大きな力となりました。SNSのコメントやメッセージは形に残ります。頂いたメッセージを試合の前に何度も読み返して大事な瞬間に臨むアスリート、試合後に一つひとつ丹念に目を通して明日への活力につなげるアスリートがいます。時には厳しいお言葉もあるでしょう。しかし、愛とリスペクトのこもったメッセージであれば例えそれが批判であっても、選手力向上に向けたスパイスとなり選手にとっての活力になります。そういった皆さんからのメッセージはいつでも大歓迎だと思っています。

一方で、怒りに任せた暴力的なコメントやアスリート本人の尊厳を傷つけるようなメッセージ。悪口をいうことで人を傷つける行為、いわゆる『誹謗中傷』を見過ごすことはできません。パリ2024オリンピックの期間中にも多くの話題となっていますし、残念ながらバレーボールに関するものも散見されます。

私も球技経験者です。

生身の人間が体を動かし咄嗟の判断と瞬発力、そして互いの呼吸でプレイする球技では、百発百中の成功はありません。今日の試合で最高の出来だった選手も次の試合ではミスをする。今日の試合でミスを連発した選手も次の試合では最高のプレイを繰り出して勝利に貢献する。うまくいく日、いかない日、誰にでも同じようにそういった日が巡ってくる。だからこそ、一人ではなく全員でお互いをカバーしながらチームとしての最高のパフォーマンスを追求する。そこにドラマと感動が生まれます。

ひたすら追いかけてきたオリンピックという舞台で、国の威信をかけて戦うことができる高揚感、そして胃が痛くなるような緊張感。オリンピックで戦うアスリートたちを襲うプレッシャーには計り知れないものがあります。

どうか、誇りを胸に精一杯戦っているアスリートたちに、競技をこえて、敵味方をこえて、愛のある応援をよろしくお願いいたします」

と記した。

現場の選手を守ろうとする姿勢に「よく言った! 川合会長!」「ごもっともです。発信ありがとうございます!」「川合さんのお言葉に涙が止まりません」と川合会長へ称賛の声が続々と続いている。

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