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日本テレビ 医療漫画を松下洸平主演で連ドラ化「セクシー田中さん」の教訓生かし細かな確認作業

東スポWEB / 2024年8月8日 5時7分

松下洸平

日本テレビが10月期土曜午後9時枠に、講談社の医療漫画の連続ドラマ化で調整していることが分かった。日テレは昨年10月期に小学館の漫画「セクシー田中さん」を連ドラ化し、制作をめぐって同社の怒りを買った。窮地で頼ったのはかねて関係が良好な講談社だった。

日テレは昨年10月期に小学館の漫画「セクシー田中さん」を連ドラ化し、トラブルに発展した。原作者の故芦原妃名子さんが事前の取り決めをほごにされたなどとして、ドラマ制作サイドに強烈な不信感を抱いていたことがのちに発覚。日テレの石沢顕社長は先月29日の定例記者会見で、芦原さんとドラマ制作サイドとの間で「ミスコミュニケーションが生じたのは非常に心が痛む思い」とし、「改めて芦原先生には申し訳なく思います」と陳謝していた。

日テレは小学館の怒りを買い、同社の漫画の連ドラ化は望めない。それに代わって講談社の医療漫画の連ドラ化で調整しており、主演は俳優でシンガー・ソングライターの松下洸平(37)が内定。プロデューサーは「セクシー田中さん」とは別の女性プロデューサーが務める。

松下は、フリーアナウンサー・有働由美子の日テレ系音楽番組「with MUSIC」(土曜午後7時56分)でナビゲーターを担当中。土8の「with――」と土9の主演連ドラで縦のラインができ、これを利用して宣伝につなげていく。

日テレ局員の話。

「『セクシー田中さん』では漫画連載中に連ドラ化したことがトラブルの一因になったと言われました。講談社の医療漫画は6年前に連載終了して完結。『セクシー田中さん』の問題を受け、改めて講談社側と連ドラ化について細かな確認作業を重ねました」

実際に日テレは先月22日、漫画の連ドラ化をめぐる指針を発表。原作者と直接会話するなど丁寧なコミュニケーションに努め、連ドラ化の方向性や具体的な表現手法に関する相互理解を深めると規定した。

日テレと講談社との関係は、小学館とのそれと比べて強固だ。講談社の漫画の連ドラ化では「金田一少年の事件簿」(1995年~)シリーズがヒット。近年は「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(2021年)、「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」(23年)などがある。かたや、近年の小学館の漫画の連ドラ化は「セクシー田中さん」くらいしかなかった。

漫画の連ドラ化の取り組みを改めた日テレはヒットを飛ばせるか。

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