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【巨人】坂本勇人がプライドをかなぐり捨て約3か月ぶり猛打賞 ライバル球団の選手にも助言求めた

東スポWEB / 2024年8月8日 5時7分

約3か月ぶりの猛打賞をマークした巨人・坂本勇人

セ2位の巨人は7日の広島戦(東京ドーム)に延長12回の末、3―3で引き分けた。首位との直接対決で連敗を阻止する原動力となったのが坂本勇人内野手(35)だ。5打数3安打で約3か月ぶりとなる猛打賞を記録した裏には、プライドをかなぐり捨てたレジェンドの姿があった。

4時間30分の死闘を終えた阿部監督は「負けなかったのが大きいかな」と総括した。その大きな力となったのが「6番・三塁」でスタメン起用した坂本だった。2回の第1打席に中前打、4回の2打席目に左前打を放つと、6回の第3打席で左翼線への二塁打をマークした。坂本の猛打賞は5月22日以来、189度目。歴代2位となる川上哲治の194度まであと5度となった。

今季の坂本は極度の打撃不振に陥り二軍での再調整も経験した。だが、歩みを止めることなく復活に向けてまい進している。コーチ陣に指導を受け、かつての自身の打撃を映像で見直すのはもちろん、時にはライバル球団の選手たちにも相談。7月の敵地での中日戦前には元同僚で同じ兵庫・伊丹出身の中島宏之内野手(42)の前で素振りし、打撃フォームを見てもらう姿もあった。他にも2021年の東京五輪で、ともに金メダルを奪取したヤクルトの山田や村上らにも助言を求めている。

そうした貪欲な姿勢には球団関係者も「あれだけの成績を残している坂本が必死に復活に向けて取り組んでいる。ああいう姿は若手にとってもいい刺激になる」と脱帽するばかりだった。

阿部監督は坂本の〝全盛期〟を知るだけに「ここっていう時にやってくれたら100点でしたけどね」と手厳しかったが「必死にもがいているのは分かっている」と陰の努力を理解している。

「引き続き打てるように頑張ります」と話した坂本。完全復活の日は確実に近づいている。

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