【ＷＷＥ】闇落ち軍がまさかの分裂！ 追放されたプリーストとリア・リプリーが電撃合体

ドミニクに裏切られたリア・リプリーは、怒り心頭　ⒸWWE

ＷＷＥマットを席巻してきた闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」が、まさかの分裂だ。

エッジ（現ＡＥＷのアダム・コープランド）が立ち上げた闇落ち軍は、〝マミー〟ことリア・リプリー、ダミアン・プリースト、フィン・ベイラー、ドミニク・ミステリオが強固な絆を築き、一時は全員が王者に。さらにＪＤマクダナにカリートも加わって、大勢力となっていた。

ところが…「ＡＢＥＭＡ ＰＰＶ」で生中継された３日（日本時間４日）のＰＬＥ「サマースラム」（オハイオ州クリーブランド）で、驚きの展開が起きた。リアは女子世界王者リブ・モーガンに挑戦したが、セコンドのドミニクが何とリブに加担。リングにイスを投げ入れて、リブの勝利をアシストした。しかも、ドミニクはリブと熱いキスまでかわし、リアと決別。〝三角関係〟に終止符を打った。世界ヘビー級王者のプリーストはグンターを相手に防衛戦に臨むも、試合途中からセコンドに就いた世界タッグ王者のベイラーがプリーストの３カウントを阻止。怒りのプリーストはベイラーの反逆に気をとられ王座から陥落した。

鉄の結束を誇った闇落ち軍に内紛発生。５日（日本時間６日）のロウ（メリーランド州ボルチモア）では、大激怒のプリーストが裏切ったベイラーをリングに呼び出した。だが、大型ビジョンに登場したベイラーは「裏切ったのはお前だ」などと言うと、ドミニク、マクダナ、カリートに加え、何とリブも現れた。今回はベイラーが反逆したのではなく、プリーストが悪のユニットから追放されたのだ。

プリーストはこの日、世界タッグ王者のマクダナとシングル戦で激突。怒りに任せて攻め込んだが、ベイラーが乱入してプリーストに襲い掛かった。さらにドミニク、カリート、女子世界王者リブも現れ、プリーストを暴行した。ここで、登場したのがリアだ。大歓声を受けて、怨敵リブを鉄柱に叩きつけた。実況席への攻撃にはドミニクがリブを救出して防がれたが、リングに入ってマクダナを強烈なヘッドバットで吹っ飛ばした。続けてプリーストがサウスオブヘブンでマクダナをマットに沈めてみせた。

闇落ち軍を追放されたプリーストとリアは抱き合って合体をアピール。闇から抜け出した元世界王者２人が、ベイラー率いる新生・闇落ち軍との抗争に突入する。