【ＭＬＢ】Ｗソックス ２１連敗でストップ翌日またもや敗戦…地元紙は「３つの収穫」強調

ベニンテンディの２ランで先制したホワイトソックスだったが…（ロイター＝USA TODAY Sports）

２１連敗でストップしたホワイトソックスが歓喜の勝利翌日、再び敗戦を喫した。

敵地オークランドでの約１か月ぶりの勝利から一夜明けた７日（日本時間８日）、ホワイトソックスはカード勝ち越しを目指しアスレチックスとの３戦目に挑んだ。２回に２点を先制したが、７回に３点を失い２―３の逆転負け。キッチリとお返しされてしまった。

地元紙「シカゴトリビューン」は「ソックスまたもシリーズ敗退」と報じると、「それでも３つの収穫」と前向きな記事を掲載した。「１、デービス・マーティンの２度目の先発での進歩」「２、連敗が止まったこと」「３、オークランド・コロシアムに別れを告げることができた」と今遠征での収穫を列挙。トミー・ジョンから復帰した２７歳右腕の投球や、連敗ストップ、来季はサクラメントに移転する敵地スタジアムでの最後の戦いを振り返った。

一方で同紙は「これで２８勝８９敗となり、１９１６年のフィラデルフィア・アスレチックス（２５勝９１敗１分）と並んで、メジャーリーグ史上唯一、開幕から１１７試合で８９敗以上を喫したチームとなった」と厳しい現実も突き付けていた。