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【MLB】ドジャース戦誤審騒動に審判が〝反論〟「これが今年の新しいルールだ」=米報道

東スポWEB / 2024年8月8日 18時2分

猛抗議して退場になったロバーツ監督(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が審判の判定に猛抗議し、今季初の退場処分となった騒動の波紋が広がっている。

問題となったのは7日(日本時間8日)のフィリーズ戦。1点差に迫られた6回無死二塁の守備で送りバントで転がったゴロを三塁手が処理し、三塁のベースカバーに入った遊撃手のロハスに送球した。ロハスは遊撃の守備位置から走り込みながら右足でベースを踏んだ直後、送球を収めたグラブでスライディングしてきた二塁王者の脚にタッチした。ベースの手前でタッチしており、タイミングはアウトだった。

しかし、三塁塁審は走者の進路を妨害したとして判定は「セーフ」。これにロバーツ監督は怒り心頭でベンチを飛び出して何度も抗議し、退場が告げられた。ただ、ここから広がったピンチで一挙5失点を喫し、試合にも敗れたとあって米メディアは〝誤審騒動〟を追及。退場を宣告された後、オフィスで試合を見守ったというロバーツ監督は試合後に「彼は間違っていた」と改めて判定に異を唱えた。

一方、審判団にも言い分があり、スポーツ専門局「ESPN」などは二塁塁審でクルーチーフを務めたマービン・ハドソンが試合後に応対し「彼(ロハス)はベースの前に出る前にボールを持っていなければならない。それが今年の新しいルールだ」「彼はボールを持たずに三塁前にいたため、走者の妨害になった。走者にはベースまで行く道がなかった」と説明したと伝えた。

ドジャース側としては後味が悪い結果となったが、休養日を挟んだ9日(同10日)から仕切り直すしかない。

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