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【新日本・G1】IWGP世界王者・内藤哲也が5勝目で連覇に前進「最後まで盛り上げてみせるぜ、カブロン!」

東スポWEB / 2024年8月8日 20時22分

カラム・ニューマン(右)にデスティーノを決める内藤哲也

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」8日横浜大会のAブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(42)がカラム・ニューマン(21)を下し5勝目をあげた。

入場時に奇襲を受けた内藤は、試合開始ゴング直後のオスカッターこそ阻止したものの、怒とうの猛攻にさらされた。カラムの卓越したスピードの前に、なかなか主導権を奪えない。延髄斬りから狙ったコリエンド式デスティーノを阻止され、そのまま顔面に膝を叩き込まれてしまう。

それでもオスカッターだけは回避する一気にロープに走り、コリエンド式デスティーノで形勢逆転。最後は正調デスティーノをさく裂させ、わずか6分55秒で貫禄の3カウントを奪ってみせた。

バックステージでは「見ての通り、余裕だよ」と不敵に笑いつつも「このG1クライマックス、(辻)陽太を除いて、ゲイブ(キッド)とカラムが(新世代で)頭一つ頭二つ抜けてるんじゃない? リーグ戦で戦って改めてそう思いましたよ。彼ら2人はすごいよ」と対戦相手を称賛。前半戦は精彩を欠いた内藤だが、ここに来て一気の4連勝で勝ち点を10にまで伸ばした。

最終公式戦(12日、長岡)のグレート―O―カーンに勝利すれば無条件で3位以上が確定し、優勝決定トーナメント進出が決まる。内藤は「幕張大会(15日)で始まる決勝トーナメント進出が見えてきたんじゃない? 確かにゲイブとカラムはものすごいよ。陽太を除いたら。でも残念ながら今は俺がいるんでね。内藤哲也がいるんだ。そしてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがいるんだ。幕張大会、両国大会(17、18日)もわれわれが盛り上げてみせますよ。陽太じゃない、鷹木(信悟)じゃない。俺、内藤哲也が今年のG1クライマックス、最後まで盛り上げてみせるぜ、カブロン!」と連覇へ自信をのぞかせていた。

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