【RIZIN】新人発掘プロジェクト「RIZIN甲子園」開催 榊原CEO「可能性のある選手と出会えたら」
東スポWEB / 2024年8月8日 20時59分
格闘技イベント「RIZIN」の新人発掘プロジェクト「RIZIN甲子園」の第1回トライアウトが8日、都内で行われた。
RIZINの新たな試みとなる「RIZIN甲子園」は未来のスター候補を発掘するために行われた。トライアウト、トーナメントを行い、勝ち残った2名による決勝戦は大みそか大会のオープニングファイトで開催する。今回は15~18歳の男性61キロ以下のバンタム級で行われ、全国から約300人以上の応募があったという。この日のトライアウトには、書類選考を通過した150人が参加。体力測定の後に自己PR、サンドバッグ、相撲などを行い合格者32名が「トライアウトトーナメント」進出の切符を手に入れた。
トライアウト開催を決めた理由を榊原信行CEO(60)は「RIZINとしても10周年を目前にして未来への投資というか、育成・普及により一層取り組もうということで。ずっと構想としてはありました」と説明する。今回の年齢や階級に至ったことには「人口が多くたくさんの人と出会えると思ったので、最初はこの階級がいいと思いました。どんな形で開催するかはいろんな議論があったんですけど、まずはダイヤモンドの原石と出会う機会を作ろうと。そして若者にモチベーションを持ってもらう機会も作ろうということで」と明かした。
もちろん今回が人材発掘プロジェクトの一歩目となる。榊原CEOは「今回は、僕らにとっても〝トライアウト〟なので。経験を積んでノウハウをためて次に生かして、継続していかないと意味がない。最終的には全国4~5ブロックに分けて年2回、各階級でチャンスがあるように広げていきたいと思っています」と計画を明かす。そのスタートとしては応募人数も含め上々だったとして「格闘技未経験者も多くて。今日の(参加者の)3分の1くらいなんですよ。経験がなくても、運動能力や才能、やる気を含めて3~5年先大成する可能性のある選手と出会えたらと思っています」と期待を込めていた。
次なるエースは見つかるか。まずは大みそかにどんな選手が生き残っているか注目したい。
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