【広島】戸郷翔征に完封許し連勝「７」でストップ 新井監督「いい投手にいい投球をされた」

広島・新井監督

首位・広島は８日の巨人戦（東京ドーム）に０―５で完封負け。前日の引き分けを挟み、７月３０日から続いていた連勝は「７」でストップした。

試合は巨人のエース・戸郷と赤ヘルの防御率０点台男・大瀬良の投手戦で、６回まで０―０で進んだ。７回に大瀬良が、無死一、二塁からモンデスに左中間への先制適時二塁打で均衡を破られた後、無死満塁から投手の戸郷にも適時打を浴び、守備のミスも絡んで、この回に大量５失点。

連日、終盤に粘り腰を発揮していた赤ヘル打線も、この日はＧのエースの前に５安打で完封を許した。

それでも８月は７試合目にして、初黒星と悲観の必要性は一切なし。試合後の新井貴浩監督（４７）は「いい投手にいい投球をされた」と敵のエースの褒める余裕も見せ「ビジターでみんなよく頑張ったカードだと思いますし、いい野球ができていると思う。まだ残り６試合あるので、しっかり明日に備えたい」。９連戦の最初のカードを１勝１敗１分けの５分の星で発進したことを前向きに振り返っていた。