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【新日本・G1】鷹木信悟が4勝目で優勝戦線生き残り EVILは開幕5連勝からの3連敗の大失速

東スポWEB / 2024年8月8日 21時49分

EVIL(下)から3カウントを奪った鷹木信悟

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」8日横浜大会のAブロック公式戦で、鷹木信悟(41)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILから4勝目をあげた。

セコンド介入が日常茶飯事で悪の限りを尽くすEVILとの公式戦は、戦前の予想通り大荒れに荒れた。レフェリーと鷹木が交錯したスキに、H.O.Tのディック東郷が試合に介入。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)からはゲスト解説として放送席に座っていた高橋ヒロムが助太刀に訪れ、さらにBUSHIも登場する。ところがこれはBUSHIのマスクを被ったH.O.Tの金丸義信で、鷹木はトルネードDDTを浴びてしまう。ならばとLIJからは本物のBUSHIも鷹木の援護に訪れ、試合は両ユニットによる総力戦となる。

再び鷹木とレフェリーが交錯すると、鷹木はH.O.Tの総攻撃から合体技マジックキラーを狙われる。しかしこれをヒロムが阻止すると、金丸のウイスキーミストがEVILに誤爆。この絶好機にBUSHIがEVILに毒霧を見舞い、トぺ・スイシーダでH.O.Tを分断する。

絶好のアシストを受けた鷹木はパンピングボンバーを発射。最後は必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンでついにEVILを沈めてみせた。

劇的勝利を収めた鷹木は優勝決定トーナメント争いに生き残り。試合後のリング上では「首の皮一枚つながった状況だ。でも俺思うんだよ、20代30代の若いヤツらだけが夢を見れる世界、そんなの面白くねえだろ。夢を見るのに年齢制限なんてねえんだよ!」とマイクアピールし、逆転突破を誓った。

Aブロックは最終公式戦(12日、長岡)を残し、ザック・セイバーJr.の突破が決定。残り2枠を鷹木、EVIL、内藤哲也、グレート―O―カーンの4人が争う展開となった。自身が最終公式戦に勝ち、EVILか内藤が敗れれば突破が決まる鷹木は「0・01%、少しでも可能性があるならやるしかねえだろ。勝つしかない。(辻)陽太と約束してるんだよ、お互い通過して両国でやるって」とまずはジェイク・リー戦の必勝を自らに義務付けていた。

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