【レスリング】藤波朱理が１３７連勝で金メダル エクアドルのジェペスに圧勝

金メダルを手に笑顔の藤波朱理

パリ五輪レスリング女子５３キロ級決勝が８日に行われ、藤波朱理（２０＝日体大）が、ルシア・ジェペス（エクアドル）に勝利。公式戦の連勝は１３７となり、初の五輪で目標にしていた金メダルをつかんでみた。

７日は１、２回戦をフォール勝ち、東京五輪銀メダルの龐倩玉（中国）と対戦した準決勝もテクニカルスペリオリティーで圧勝。強さを見せつけて勝ち進んできた。この日の決勝では、自信に満ちた表情で入場。第１ピリオドから試合を優位に進め圧勝してみせた。

同日に決勝進出をきめたときには決勝に向けては「ここまで来たら楽しみたい思いと、絶対に勝ちたい思いがある。明日にすべてをかけたいと思う」と力を込めていたが、まさにその通りとなった。