1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【巨人】戸郷翔征が118球完投で8勝目 白星以上に評価される〝天敵〟大瀬良の攻略

東スポWEB / 2024年8月9日 5時9分

巨人・戸郷翔征

巨人が8日の広島戦(東京ドーム)に5―0で勝利。先発・戸郷翔征投手(24)が9回5安打無失点で今季2度目の完封勝利を飾り、8勝目を挙げた。

エースの貫禄を見せた。初回を三者凡退に抑える好スタートを切ると、2回には三塁まで走者を進めながらも冷静に対応して無失点。その後も7回まで二塁を踏ませず広島打線を圧倒し続けた。

相手先発・大瀬良も好投を続け、試合は序盤から投手戦の展開となった。それでも7回にモンテスが先制適時打を放って風穴を開け、さらに無死満塁の場面で戸郷も大瀬良から今季初安打となる左前適時打。この打球を左翼手・末包が後逸し、走者一掃の一打となって一挙5得点のビッグイニングになった。大瀬良をマウンドから引きずり下ろし、自らは9回118球を投げ抜いた。

試合後の阿部監督は「本当にどっちに流れが転がってもおかしくない状況だったので。(戸郷は)ナイスピッチングでしたね」と右腕の力投をたたえた。戸郷も「前回、甲子園ではダメな投球をしたので何とか頑張りました。(9回も)やってやるぞ、という気持ちで立ちました」と一語一句に力を込めた。

5年ぶりのリーグ優勝に向け、価値のある1勝となりそうだ。今季は試合前の時点で大瀬良と3度対戦し、1点も奪えなかった。しかし、この日はエースが〝Gの天敵〟を相手にきっちりと投げ勝ったことでチーム内から「今日の勝利は普通の白星と意味合いが違う」との声も出た。

「上位3チームが競り合う状況で、今後も大瀬良との対決は避けられない。苦手意識が払しょくできるのか否かで優勝争いに大きな影響が出てくる。8月の早い段階で土を付けられたのは相当大きい」(前出関係者)

ちなみに戸郷は7月5日のヤクルト戦(神宮)以来、4試合ぶりの勝利をマーク。巨人にとってエースの復調は無論、天敵の攻略成功も強い追い風となりそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください