青木真也が阿部詩の涙に嫉妬「さすがスター」 団体戦ルーレットは「黒幕いる」
東スポWEB / 2024年8月9日 5時10分
誹謗中傷に疑惑の判定とルーレット…。日本中を興奮させるパリ五輪に、〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)がジャンルを超えて忖度なしにぶった斬った。自らのバックボーンである柔道を中心に、今回も何かと話題が豊富な五輪を、青木が独自の目線で読み解く!
今回の五輪では、選手への誹謗中傷や疑惑の判定など、さまざまな問題が沸き起こった。その根本にあるものを青木は「アマチュアの競技や選手がこの2週間だけ地上波で流れるっていう〝悲哀〟なんだよね。そこで一気に普段見ていない人が入っちゃうから、的外れな意見が出るわけでさ。これはもう、しょうがないんだよ。〝五輪〟っていう装置の問題だから」と声をしゃがれさせる。
その象徴的な出来事として、柔道での数々の〝疑惑の判定〟を挙げる。特に男子60キロ級準々決勝で、永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)は「待て」がかかった後に絞め落とされての一本負け。物議を醸したが、青木は「あれはグレーゾーン。相手がレフェリーをうまく欺いたというのが正しい。外国人選手はああいうのをやってくるんだよ。俺個人としては、相手を褒めるべきといってもいいくらいだと思う」とメガネを光らせる。ほかの〝疑惑の判定〟にも「そんなの、昔っからだからいまさらゴチャゴチャ言うんじゃないよって。つまり、そういうのが五輪っていう装置なんだ」と断じた。
一方で〝絶賛〟したのが女子52キロ級2回戦で、ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に一本負けを喫した阿部詩(パーク24)だ。賛否を呼んだ敗戦後の号泣を「恐れ入ったよ。兄(阿部一二三)も含めて〝劇場〟なんだよね。黒幕がいるんじゃないか? いい涙だった」ともろ手を挙げる。
その上で、批判の声に「それこそ阿部詩の思うつぼだ。勝って〝チャンチャン〟よりもずっと波風が立ったわけだよ。さすがスター。あのムーブはなかなかできないよ」となぜか嫉妬をむき出しにした。
また、柔道では混合団体で代表戦の階級を決める際に行われたデジタルルーレットで、〝操作〟があったのではないかとの声が上がっている。これに青木は「あれに怒っている人たちは、全員〝この世の仕組み〟を見直してほしい。お前らどんだけピュアなんだよ。童貞じゃないんだからさ!」とあきれた様子。そして「あんな鋭いマッチメーク、黒幕がいたに決まってるじゃないか。もしかして〝地獄のプロモーター〟こと榊原信行さんが黒幕だったんじゃないか? チャトリは…」とスポーツドリンクを飲み干した。
さらに国内のみならず、問題となっている選手への誹謗中傷にも言及。「ほかの問題もそうだけど、結局原因はどんどん五輪とSNSが近づいてることだろ」と指摘。その解決策として「五輪をやめるのが一番簡単だ。でもそうはいかないから、あらかじめ選手に『こうすると誹謗中傷されます。誹謗中傷されたらこう対策してください』って〝ワクチン〟を打っておくことだよね。それか誹謗中傷した人間を徹底的に潰すか」と示す。
これを踏まえて「ほとんどの選手はアマチュアなんだよ。そこに阿部きょうだいみたいなプロがいるから、際立って独壇場になっちゃう。ずるいなあ…」とつぶやいた。
炎天下で好き放題語った青木。最後に「それはそれとして、俺はリンダマンにコッソリ闘魂を注射しようと思っているよ」と意味不明なことを口走ると、神宮前から自転車で走り去った。
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