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【日本ハム】ライバル球団が脅威と明かす「敵地」の進化 新庄采配で今季はCSへ突っ走る

東スポWEB / 2024年8月9日 6時10分

新庄監督

パ3位の日本ハムがCS進出へ着実に歩みを進めている。8日の楽天戦(楽天モバイル)は5―4で競り勝って同一カード3連勝。2位のロッテに1ゲーム差に詰め寄り、4位の楽天を5差まで突き放した。

シーズン序盤は順調に貯金を積み上げたものの、交流戦に入って急失速。その後も低迷は続き、5月末に最大9あった貯金は7月7日には借金3となり、チーム周辺やファンの間では「今季もダメなのか…」と一時失望感が漂った。だが、今季は再び奮起し、Aクラスを守り続けている。

今季最多に迫る貯金8まで盛り返した要因には、各選手の疲労を考慮した首脳陣の的確な起用法や清宮幸太郎内野手(25)、石井一成内野手(30)ら前半戦で精彩を欠いた選手の躍進が挙げられる。ただ、ライバル球団のスコアラーによれば「敵地での勝利が着実に増えていることも大きい」という。

昨オフのチームは本拠地・エスコンフィールド北海道で秋季キャンプを実施し、守備を徹底強化。おかげで本拠地での勝率は高まり、今季は本拠地戦51試合27勝19敗5分けという「内弁慶ぶり」で貯金を稼いだ。

一方で敵地での試合となると厳しい戦いを強いられ、貯金を吐き出すケースが多発。昨季はビジターで「借金16」を抱えたが、今季はここにきて19勝18敗2分けの「貯金1」と大幅に改善したことが大きな力になっているというのだ。

「日本ハムが敵地で勝てるようになってきたのは、守備力強化と同時に起用法も大きい。新庄監督は天然芝の球場と人工芝の球場で二遊間の選手を巧みに代えたり、ビジター球場に合わせて外野の布陣なども随時変更しますからね。おそらく各選手のデータ、向き不向きを考えての起用だと思いますが、こうした努力が少しずつ実を結んできているのでしょう。プロの世界では強いチームの本拠地勝ち越しは当たり前。敵地での勝敗がシーズンの最終順位に影響する。日本ハムがシーズン終盤に向けて敵地での勝率を上げているのは脅威ですよ」(前出スコアラー)

苦手だった敵地戦をチームが克服しつつあるとなれば、さらなる前進が期待できそうだ。

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