【バドミントン】銅メダル獲得の志田千陽＆松山奈未が帰国 志田「自分の殻を１つ破れたかな」

志田千陽(左)と松山奈未

パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した〝シダマツペア〟こと志田千陽（２７）と松山奈未（２６＝ともに再春館製薬）が９日に帰国し、初の大舞台を振り返った。

２人は準決勝で敗れるも、３位決定戦ではマレーシア代表のペアを下し、見事銅メダルを獲得。初出場の舞台で大きく躍動した。

羽田空港で行われた会見に出席した志田は「今回はしっかり自分たちを出し切った結果だったので、悔しいけど悔いは残らないような試合ができた」とパリでの激闘を振り返った。準決勝での敗戦について松山は「上には上がいるんだと感じさせられた試合だった」と快挙の一方で、世界トップとの差も感じたようだ。

目標としていた金メダルには届かなかったが、今大会を通じて志田は「個人的にも自分の殻を１つ破れたかなと思います」と大きな成長を実感している。

初出場でいきなり銅メダルということもあり、２０２８年ロサンゼルス五輪への挑戦に向けても期待が高まる。ただ、志田は「力を出し切れて私自身満足している。時間ができた時に、今後の目標について２人で話し合います」と今後についての明言は避けた。

シダマツペアはこれからどのような戦いを見せていくのか注目だ。