【甲子園】吉田輝星が弟・大輝の試合を観戦 敗戦にも「これからも頑張ってほしい」とエール

甲子園で母校の試合を観戦した吉田輝星

第１０６回全国高校野球選手権大会の第３日（９日）第２試合は金足農（秋田）が西日本短大付（福岡）に４―６で敗れ、初戦突破はならなかった。

スタンドからはエース・吉田大輝（２年）の兄・吉田輝星（オリックス）が同僚の曽谷とともに観戦した。準優勝した２０１８年、金足農のエースとして全試合に登板し「金農旋風」を巻き起こした立役者。かつての自分に思いをはせていたのか、試合中は時折笑顔を浮かべながら後輩たちのプレーを見守った。

大輝は７回を５失点降板となったが、チームは９回に２点差に迫る猛反撃を見せ、球場を揺るがす大応援を起こした。熱戦を見届けた兄は球団を通じて「スタンドから見る甲子園はすごく楽しかったです。試合には惜しくも敗れてしまいましたが、９回の追い上げには３年生たちの気合を感じましたし、大輝にはその姿を見てこれからも頑張ってほしいと思います」と弟の再起を願った。