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【卓球】張本智和が涙目で「僕が勝てば…」と責任痛感 ネット上では誹謗中傷も

東スポWEB / 2024年8月9日 21時4分

落胆する張本

パリ五輪の卓球男子団体3位決定戦(9日、パリ南アリーナ)が行われ、日本は1―3と敗れてメダルを逃した。2試合に出場して1勝1敗だったエースの張本智和(智和企画)に対しては、SNS上で誹謗中傷が浴びせられる事態になっている。

日本は開催国のフランスと対戦して〝完全アウェー〟の中で熱戦を演じた。

日本は第1試合のダブルスを落として0―1で迎えた第2試合にエースの張本が登場。必勝を期したが、フランスが誇るルブラン兄弟の弟フェリックスと対峙して、フルセットの末に敗れるまさかの展開に。崖っぷちに追い込まれた。

ただ、第3試合を戸上隼輔(井村屋グループ)が奪い返すと、第4試合に再び張本が登場。シモン・ゴズィーを3―1で撃破し、面目躍如の活躍で2勝2敗に戻した。

しかし、最終第5試合では篠塚大登(愛知工大)が相手エースのフェリックスに屈して万事休す。日本は開催国のフランスに惜しくも敗れ、悲願のメダルを逃した。

敗戦後、張本は目に涙を浮かべながら「スウェーデン戦もフランス戦も、僕が勝てば終わっていたので…。2人は責任を感じる必要はないと思う。僕が今日2番勝っていれば勝てていたので」と敗戦の責任を一身に負った。

第2試合で試合の行方を左右する敗戦を喫した張本に対しては、SNS上で心ない声も寄せられている。

今大会では、柔道女子52キロ級で金メダルを期待されながら2回戦で敗れた阿部詩(パーク24)や、バレーボール男子で準々決勝イタリア戦に敗れた後に日本代表の小野寺太志(サントリーサンバーズ大阪)など、選手に対する誹謗中傷が大きな問題となっている。

日本オリンピック委員会(JOC)は「SNS等を通じた皆さまからの激励・応援メッセージは、アスリート、監督・コーチへの大きな力となっています。その一方で、心ない誹謗中傷、批判等に心を痛めるとともに不安や恐怖を感じることもあります。TEAM JAPANを応援いただく皆さまには、誹謗中傷などを拡散することなく、SNS等での投稿に際しては、マナーを守っていただきますよう改めてお願い申し上げます。侮辱、脅迫などの行き過ぎた内容に対しては、警察への通報や法的措置も検討いたします」と発表。

誹謗中傷は絶対に許されないだけに、今後は徹底した対策が求められそうだ。

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